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鹿島朝日高校・鹿島学園高校連携GS³グループ 

特別活動の一環として、キャンパスの教室で映画鑑賞会を行いました。

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(教室にスクリーンを設置するの図。最近はプロジェクターが安くて便利だね)

今回の映画は2012年の邦画の話題作、「桐島、部活やめるってよ」。

人間関係に機敏な人なら、この映画はルックス、スポーツ、友達の数、学業など諸々を判断基準として小中高のクラス内に何となくと出来上がる身分の差、いわゆるスクールカーストがテーマのひとつであることに気付くと思います。

誰にとっても身近なテーマですから、登場人物の誰かを自分のことと重ね合わせて観た人が多かったのではないでしょうか。

私個人としては、学生時代は一貫してド底辺のカーストに居ましたので(笑)、見た目とノリしか重視しないあの頃の人間関係の残酷さをまざまざと思い出しては気分悪くなりつつ、前田くんら映画部の連中にどうしても肩入れして見てしまいましたね。

いろんな捉え方ができる映画だと思いますが、何か教訓めいたことを語るとすれば、前田くんみたいに何か好きなことがある人や打ち込めるものがある人は強い、ってこと。

友達を多く作ることは、もちろん素晴らしいことですが、自分の楽しみや生きる目的なんかを、全て他人とのつながりに頼ってしまうのは、危ういことでもあるんです。
なんとなれば、人は裏切ったり、突然居なくなったりしてしまうものだから。
ましてや、学校の中は閉じられた狭い世界です。

人気者の桐島に取り入って、カーストの上位で楽しくやることばかり考えていた彼の取り巻きたちは、その中心である桐島を失って、右往左往し始めます。
それは、自分の生きる目的が何なのか、生きてて何を楽しいと思っているのか、その答えを自分自身の中に持っていなかったからです。

菊池くんが一番わかりやすいですよね。
みんながやるように何となく勉強して、何となくスポーツして、何となく恋愛して、時々ダサい奴を笑ってみたりして、そのすべてを意味があって素晴らしいことだと思っていたのに、そこから何の前触れも無く桐島が抜け出てしまったことで、自分らのやってたことが、果たして意味のあることなのか、自分が生きてる目的って何なのか、疑うようになってしまった。
最後、前田くんに向けられたファインダーの中で彼が涙したのは、何に対しても本気で情熱を持てない空虚な自分を見透かされたように感じたからかもしれません。

たとえば、映画部が夢中でゾンビ映画を撮ってるみたいに。
野球部の部長が必死で野球に打ち込んでるみたいに。
自分にとって、それを何でやるのか理由も考えないほどやってて楽しいことを見つけられたら、それは生きていくための大きな力になります。
ただやってるだけで楽しいんだから、結果なんて出なくても関係ない。何のために生きるのか?なんて悩むことは金輪際無くなるでしょう。

そういうことって、人間関係に振り回されてジタバタしている時より、じっくりと一人の時間を取れる時の方が見つけやすいんです。
だから、「友達が居なくて毎日が退屈だ」って人は、今がチャンス。
何か趣味、打ち込めるもの、見つけてみませんか?